Prospective Students
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田中賢研究室は先導物質化学研究所ソフトマテリアル学際化学分野に所属しています。
九州大学大学院工学府応用化学専攻の協力講座であり、研究室の学部生・大学院生は分子生命工学コース(応化分子)に所属しています。
主に医療機器のための生体親和性材料について研究しており、当研究室の教員は有機合成・界面解析・細胞培養と様々な分野の基礎研究から開発までを経験している研究者が揃っています。
研究室の特長は、
・少人数制で自由闊達な議論の場を提供しています。
・材料設計指針に直結する世界初の理論である、中間水コンセプトの発祥研究室です。
・次世代人材を育成するために、学生の情熱を引き出す教育を実践しています。
・医学部や病院との交流により、現場でのニーズを肌で感じることができます。
・多くの企業様のアドバイザーやコンサルティングを行っています。
・国際連携にも力を入れており、世界でご活躍中の研究者とのディスカッション、講演会や講義を受講することが可能です。
週1回ペースで行う研究室ミーティングでは実験報告や関連研究文献の紹介など、研究能力だけでなく基礎知識やプレゼンテーション能力の向上を意識して開催しております。研究室は比較的少人数なので、教員からは懇切な指導・教育を受けることができ、学生同士は先輩後輩関係なく和気あいあいとした雰囲気です。
高校までの勉強は、既に学問として分かっていることを、きちんと記憶して理解することです。研究室では、分かっていないことを明らかにするために研究を行います。生命が関わる現象のメカニズムの解明のために、仮説を立て、実験で実証します。これにより身に付けた考え方が社会で役に立ちます。
研究室に来られる一流の研究者や企業の方々との出会いを楽しみましょう。
これからの研究開発には、異分野融合や国際連携の流れの中で先例のない進め方が求められます。将来、研究職に就きたいのであれば、博士課程進学を勧めます。当研究室の博士課程の学生は、国の日本学術振興会や次世代研究者挑戦的研究プログラム、企業の奨学金制度などを利用して給与を得ながら博士の学位を取得しています。生活費の心配なく研究に打ち込めます。いろいろな制度がありますので、ぜひ相談してください。
夢を実現するために行動しよう!ほしいものを手に入れるためには、それ相応のことをする必要があります。すべてのチャレンジが学ぶための絶好の機会になります。良き出会いに近道はありません。たくさんの実践と失敗が成長につながります。どんなことでも相談に乗ります。
研究室見学は大歓迎ですので、お気軽にメールしてください。
当研究発の医療製品が開発され、世界中の人々の健康と命を守っています。
研究室見学を随時受け付けております。
(問い合わせ先) メールはこちら
(研究室の場所)伊都キャンパスCE41棟 5階にあります。地図の43番です。
研究室は新築の建物内にあり、白基調のとてもきれいな環境です。
研究室見学は、いつでも受付けております。お気軽にお問い合わせください。
海と山に囲まれた伊都キャンパスで充実した大学院生活を送りましょう。
(問い合わせ先) メールはこちら
(研究室の場所)九大伊都キャンパス内、CE41棟 5階にあります。地図の43番です。
新材料を設計するためのコンセプトを世界で初めて見出しました。
さきがけ や最先端・次世代研究開発支援プログラムなどの大型プロジェクトで多くの成果を上げ、最高のS評価を得ています。
進路面談や就職指導もきめ細やかに行っています。
博士課程に進学し、グローバルに活躍する夢を持った学生もいます。
当研究室には、有機合成化学、表面・界面化学、細胞工学・分子生物学を専門とする教員がそろっています。
新材料の発見・発明力(基本特許多数)、世界シェア第1位の製品開発実績とノウハウの蓄積があります。
探索基礎研究 → 特許出願 → 学会発表 → 論文投稿 まで、一連の流れを学ぶことができます。
(参考)九州大学工学系 および 応化分子に関する情報は以下を参照してください。
卒業後の進路は、化学・材料・医薬・医療機器メーカーが多く、研究室で学んだセンスを活かして関連テーマの研究開発を進めています。卒業生はOB・OG会や学会、研究室旅行にも参加してくれます。
幅広い知識と経験を得ることができる研究室です。
瀬上裕斗さん (令和元年度 九州大学 修士修了)
勤務先:テルモ株式会社
バイオマテリアルの基礎から合成・表面解析・細胞など様々な知識を身に着けることができたと思います。各分野のスペシャリストの先生方に加え、常に適切なアドバイスを頂ける先輩方や優秀な同期・後輩に囲まれ、非常に有意義な研究室生活を送ることができました。また、多くの学会に参加する機会を頂き、国内だけでなく海外の学会にも参加させていただきました。楽しいことばかりでなく大変なこともありましたが、自分を支えてくれる環境に恵まれ、他では経験できない貴重な経験となり、自分を大きく成長させることができました。特に、3年間を通じて自分で考える力を大きく伸ばすことができたと思います。田中研で学んだことを活かし、今後の医療の発展に貢献できるよう頑張ります。
バイオマテリアル分野の最先端の研究ができる研究室です。
北原洋子さん (平成29年度 九州大学 修士修了)
勤務先:テルモ株式会社
幅広い分野のスペシャリストから3年間熱心な指導を受け、バイオマテリアルに関する基礎知識から研究への取り組み方まで、多くのことを学ぶことができました。また、多分野で活躍されている先生方による講演会の場や、国内外問わず学会に参加する機会も多く設けてくださいます。
私は九大の田中研究室設立と同時に配属されたため、当初は非常に小規模な研究室で寂しく感じることもありましたが、3年経った今では人数も増え、賑やかなスタッフの方々と共に楽しい研究室生活を送ることができました。
まだまだ設立して間もない研究室であり、今後益々田中研究室ならではのイベント事も増え、楽しい研究室に発展していくと思います。3年間ここで学んだことを忘れず、企業でも頑張ります。
バイオマテリアルに関する知識を高分子化学から生物学の領域まで幅広く学ぶことが出来る研究室です。
関田将伍さん (令和元年度 九州大学 修士修了)
勤務先:宇部興産株式会社
田中研究室では、バイオマテリアルに関する知識を高分子から生物学まで幅広く学ぶことができました。他の研究室と比べると人数が少ないので、実験室を広く使え、快適に実験することができた点が、特にお気に入りです。先生方は懇切丁寧に指導してくださり、また考えるべきところは考えさせることで、成長している自分を感じることができました。さらに様々な専門の先生方がいらっしゃるので、多くの視点から1つの物事を考える力が身に付きました。バイオマテリアルとは異なる分野へ進むことになりましたが、ここで得た経験を活かして頑張ります。
様々なことにチャレンジできる研究室です。
関下明日香さん (平成29年度 山形大学 修士修了, 同年度 九州大学 特別研究学生修了)
勤務先:朝日インテック株式会社
高専の専攻科卒業→山形大学大学院入学→ドイツへ研究留学(トビタテ留学JAPAN)→九州大学特別研究学生が、私の修士の経歴です。大学院入学後、先生方や先輩・同期の方々が手厚くサポートしてくれたので、専門知識0の私でも研究の楽しさを実感しながら実験をすることができました。翌年は、トビタテ留学JAPANという制度を使って、10ヶ月間ドイツへ研究留学に行きました。トビタテ留学JAPANの選考の際には、魅力的なプレゼンの仕方や資料作りのアドバイスだけではなく、世界各地の有名大学・研究所の教授を紹介していただいたおかげで選考に通ることができ、充実した留学生活を送ることができました。帰国後、九州大学で研究を行う特別研究学生になり、九州大学の田中研で研究を行いました。恵まれた実験環境で、優秀な後輩や同期に囲まれ、自分自身の研究もより発展することができたと思います。
このように田中研では、自分がやりたいと積極的に手を挙げれば全力でサポートしてくれる先生方がいるので、新しいことに挑戦してみたい学生にはピッタリの研究室だと思います。また、山形大学、九州大学どちらの田中研にも、常に学生の味方でいてくれるスタッフさんや、研究には真面目だけど遊ぶときは全力で遊ぶメンバーがいます。正直辛くて苦しいこともあったけど、研究室の人たちのおかげで何度も救われました。
修士生活は、誰よりも充実したものになったと思います。田中研で学んだことを活かし、今後医療機器メーカーで頑張りたいと思います!3年間、ありがとうございました。
各分野のスペシャリストが一人一人丁寧に教えてくれる研究室です。
片岡真依子さん (平成27年度 山形大学 修士卒業生,同年度 九州大学 特別研究学生修了)
勤務先: 朝日インテック株式会社
各分野のスペシャリストが一人一人丁寧に教えてくれる研究室です。研究だけではなく、説得力のある発表の仕方や資料作成のポイントなど、社会に出ても必要となるスキルを学ぶことができます。また、学会にも数多く参加させてもらうことができるため、積極的にいろいろなことを学びたい学生には最適な研究室だと思います。
私自身、在学中は国内の学会8回、国際学会2回参加させていただきました。こんなに参加させてもらえる研究室はなかなか無く、貴重な経験をさせてもらいました。学会に多く参加できるため忙しい日々でしたが、ジンギスカンパーティーやクリスマスパーティー、誕生日会など仲間と語り合う時間も多くとても楽しい時間を過ごすことができました。
唯一無二の研究室
入江俊也さん (平成29年度 九州大学 修士修了)
勤務先:ニプロ株式会社
田中研のメンバーは皆優しく、大学院から移ってきた私を快く受け入れてくださいました。スタッフ、学生間の距離が近く、分からないことは丁寧に教えていただきました。研究に関しては学生自身が考えることが多く、学会等にも積極的に参加させてもらうことができるので自分次第でどんどん成長できる環境だと思います。
研究室生活は大変でしたが、気さくなスタッフの方々と何気ない会話が励みになりました。他の研究室では決して経験できないような2年間を過ごすことができました。
オリジナリティーの高い世界最先端の研究ができる研究室です。
岩田幸久さん (平成25年度 山形大学 修士卒業生)
勤務先:興国インテック株式会社(ゴム部品メーカー) 部署:技術課
オリジナリティーの高い世界最先端の研究ができる研究室です。国内外での学会や講演会に積極的に参加させてもらえました。
院卒業までに少なくとも一度は国際学会に出られるのではないでしょうか。
私は、台湾の学会に行かせてもらい、貴重な体験をすることができました。
英語に自信がない人でも、きちんと指導してもらえますし、良い経験になると思います。
普段は、細胞チームと合成チームに分かれて研究を行いますが、研究室一丸となってひとつの大きなテーマに取り組むような研究スタイルなので、各々の研究テーマは少しずつ関連しています。最初のうちは、個々の研究テーマでいっぱいいっぱいになりがちですが、研究室内での自分の研究の位置づけと役割が分かってくれば、自ら試行錯誤して研究を進められるようになり、さらに研究が楽しくなると思います。
正直、しんどい時も多かったです。でも、それを共に乗り越えられる仲間が田中研究室にはたくさんいますし、必ず自分の力になります。
私は、田中研で過ごした時間は一生の財産になったと感じています。
研究以外では、研究室行事や飲み会が多かった気がします。ジンギスカンパーティー(ジンパ)は、田中研にしかない特徴的な行事で、田中先生がジンギスカンを北海道からわざわざ取り寄せてくれます。めっちゃうまいです。
飲み会は、新歓や忘年会以外にも外部講師との懇親会や、研究室メンバーとの個人的な飲みを良くしていました。
研究の事を語り合ったり、愚痴ったり、バカなことをしたり・・・めっちゃ楽しいです。
今後、田中研の卒業生がどんどん増えると思いますので、定期的にOB、OG会を開催できればと考えております。
また、お会いしましょう。
I learned a lot from the teachers and students here.
蔡孟諭さん (平成25年9月~平成26年8月山形大学 留学生)
I stayed in Tanaka Lab. as an exchange student from Taiwan University for about one year. I really enjoyed this year so much. I learned a lot from the teachers and students here. People in this lab are so friendly and diligent. I think it is an awesome laboratory for the students who eager to learn more about biotechnology and polymer. For me, this is one of the most valuable experiences of my life that I will never forget.
濃密で有意義な2年間を過ごすことができました。
八木理美さん (平成23年度 山形大学 修士卒業生)
勤務先:化学メーカー 部署:ライフサイエンス系研究開発
最先端の研究を、各分野のスペシャリストから学ぶことができる貴重な研究室です。
基礎知識~実験の組み方~学会発表まで、幅広い知識・技術を習得することができました。
特に、発表の仕方と実験の考え方は、現在の社会人生活でも活かされております。
日々の実験が楽しく、濃密で有意義な2年間を過ごすことができました。
今後、初心を忘れずに、日々の仕事に取り組みたいと思います。
もっと研究を続けたかったな、と今でも思える研究室です。
黒木千聖さん (平成22年度 山形大学 学部卒業生)
勤務先:日新製薬株式会社 部署:企画開発部開発課
細胞の培養の基礎的な知識から発表の仕方まで、しっかり学ぶことが出来ました。
教授はとても研究に熱い方です。やる気がある方は、学ぶのに最適な研究室だと思います。
学会にも参加させていただき貴重な経験をさせていただきました。
毎日規則正しく、楽しく実験を行うことができた、1年間を過ごすことが出来ました。
もっと研究を続けたかったな、と今でも思える研究室です。
I learned a lot from the teachers and students here.(Ver.九大)
MENG-YU, TSAIさん (平成28年3月~平成29年7月 九州大学 テクニカルスタッフ)
勤務先:旭化成メディカル株式会社
I stayed in Tanaka Lab. for about one and half year as a technical staff. Tanaka Lab. offers abundant resources for researchers and students who are really interested in biomaterials. The people in the lab. are very friendly and diligent. Tanaka lab. is also a very international lab. that you will have numerous chances to meet the top researchers all over the world. I really enjoyed the time in Tanaka lab. and wish all the best to the members.
細胞の足場材料に焦点を当てた研究は、大変新鮮で興味深いものでした。
佐藤千香子さん (平成22年5月~平成26年10月 山形大学 医学博士研究員)
勤務先:バイオベンチャー 部署:研究開発
私は細胞培養業務の研究スタッフとして、田中研究室に4年半在籍しておりました。それまで細胞生物学の分野に身をおいていましたので、細胞の足場材料に焦点を当てた研究は、大変新鮮で興味深いものでした。先生方に高分子についてご教授いただいたおかげで、“足場材料が細胞に与える影響を考える”という、私にとって新しい視点で研究を進められるようになりました。人工血管開発という明確な研究課題をいただき、国内外の学会で研究成果の発表を行うこともできました。現在は再生医療分野の研究開発職に就いておりますが、田中研究室で得られた考え方や経験を今後の仕事に活かしていきたいと思います。
研究業務以外にも、大学の研究室ならではの色々なイベントを楽しむことができました。また、先生方・スタッフの皆様との日々の談話や、学生さんたちとの交流も良い思い出です。所属は変わりましたが、皆様との再会を楽しみにしております。
最後に、田中先生をはじめ研究室の皆様のご懇意に感謝申し上げますとともに、益々のご活躍を心よりお祈り申し上げます。
Challenges for Biomaterials Design and Applications to Accelerating Healthcare Innovation
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